鉱山保安の業務
鉱山とは
我が国では、鉱業法の適用を受ける鉱物資源(金・銀・銅等の金属類、けい石・長石・耐火粘土等の非金属類、石灰石、石炭・亜炭、石油・天然ガス等の法定鉱物40鉱種)を採掘する事業場を鉱山と定義しています。
現在、北海道から沖縄までの全国各地に459鉱山が稼行しており、約1万1千名の方が鉱業に従事しています。
種別 | 金属・非金属 | 石灰石 | 石灰・亜炭 | 石油・天然ガス | 計 |
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鉱山数 | 158 | 231 | 11 | 59 | 459 |
鉱山保安について
鉱業法のもとで実施される鉱業活動において
- 「鉱山における人に対する危害の防止」
- 「鉱物資源の保護」
- 「鉱山の施設の保全」
- 「鉱害の防止」
を実施するため、鉱山保安法が制定されています。
産業保安監督部の鉱山保安関係業務は鉱山保安法をもとに以下のような業務から構成されています。
- 鉱山への立入検査、施設設置計画など鉱山の操業の安全を確保する業務
- 災害発生時における被災者救出の指揮及び原因調査、鉱害問題発生時の原因調査、司法捜査、改善措置命令などの災害対応業務
- 鉱害監督検査、鉱害関連施設設置計画、休廃止鉱山の鉱害防止監督などの鉱害防止業務
鉱山保安の組織
組織
経済産業省の地方支分部局として、全国に9つの監督部(支部・事務所)があります。
管轄地域
関東東北産業保安監督部は関東甲信越地域(茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・新潟・長野・山梨・静岡の1都10県及び福島県の一部(石炭等))を管轄し、稼行中の金属・非金属鉱山、石灰石鉱山、石油・天然ガス鉱山、亜炭鉱山及び休止中及び閉山した管内の全鉱山(石炭鉱山含む)を対象としています。
種別 | 金属・非金属 | 石灰石 | 石灰・亜炭 | 石油・天然ガス | 計 |
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鉱山数 | 23 | 36 | 1 | 32 | 92 |
管内の鉱山労働者数は約2,700名
鉱山保安課及び鉱害防止課の業務内容
鉱山保安課
総括係 |
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指導係 |
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監督係 |
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機電係 |
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技術係 |
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石油総括係 |
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石油監督係 |
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鉱害防止課
総括係 |
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鉱害監督係 |
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集積場係 |
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石油鉱害係 |
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調査助成係 |
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お問合せ先
関東東北産業保安監督部 鉱山保安課・鉱害防止課
お問合せ先